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【比較】ビルトイン食洗機と手洗いの光熱費はどっちがお得?
                       

2021年10月5日 / 最終更新日: 2022年6月27日

食洗機

【比較】ビルトイン食洗機と手洗いの光熱費はどっちがお得?

食洗機には主に据え置き型と、キッチンのシンクの下に設置されるビルトイン型の2種類がありますが、スペースを取らないビルトイン食洗機はお客様からの人気が高いものです。

煩わしい食器洗いの時間を大幅に短縮できる食洗機は2000年代前半から一般家庭に浸透し始め、内閣府「消費動向調査」では、2020年3月時点で34.8%もの家庭が食洗機を利用していることがわかります。

しかし、「コストがかかる」という点から、食洗機の導入をためらっている方はまだまだ少なくありません。一体どのくらいのランニングコストがビルトイン食洗機にはかかるのでしょうか。今回は食器を手洗いする際にかかるコストと徹底的に比較をしていきます。あわせてローコストで食洗機を使いこなすコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
 

 

ビルトイン食洗機と手洗いそれぞれにかかるコスト

コスト

食器洗いをする際には主に

  • 食器用洗剤代
  • 水道代
  • 電気代
の3つが発生します。

パナソニック株式会社の公式サイトでは4~5人家族が食器40点、小物20点を手、またはビルトイン食洗機で洗った際にかかる1回あたりのコストを解説しています。
※手洗いはガス、ビルトイン食洗機は電気として計算

※ビルトイン食洗機はパナソニックのTZ300を使用した場合

洗剤代 電気(ガス)代 水道代 合計
手洗い 約4.9円(約9.6ml) 約28.8円(約0.17㎥) 約19.5円(約75L) 約53.2円
ビルトイン食洗機 約3.2円(約5g) 約20.8円(約770Wh) 約2.9円(約11L) 約26.9円

年間あたりのランニングコストは

  • 手洗いの場合は約38,800円
  • ビルトイン食洗機の場合は約19,700円
で、圧倒的にビルトイン食洗機のほうがランニングコストを安く抑えられるのです。

使用する水の量も少なく、経済的にも環境的にもエコな生活を実現できるでしょう。

手洗いのほうが良いケースとは

手洗い

ビルトイン食洗機は大人数であればランニングコストを抑えられますが、単身者や夫婦二人だけの生活であれば手洗いのほうが安く済むことも。また洗い物が少ない場合は、手洗いで済ませたほうがかえって安上がりです。洗い物の量に合わせて洗い方を変えると、よりコストを抑えられるでしょう。

また、電気代や水道代は地域や使用する時間によって変わりますので、安価に設定されている深夜帯に食器洗いをすることをおすすめします。

コスト以外にビルトイン食洗機を使うメリット

ビルトイン食洗機にはコストダウン以外のメリットも存在します。ここからは代表的な3つのメリットについて紹介します。

食器洗いの時間を大幅に短縮できる

時短

<ビルトイン食洗機の最大のメリットと言えば、家事の時短化でしょう。パナソニック株式会社の調査によると、食器洗い1回あたりにかかる平均所要時間は19.4分。1日2回洗うとなれば、毎日約40分もの時間を要している計算になります。

それもビルトイン食洗機があれば、食器を格納して洗剤を入れ、洗浄ボタンを押すだけですべてが完了するため、大幅に家事の時間を短縮できます。女性の社会進出が進む現在、食器洗浄機はロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機と並んで「新三種の神器」と呼ばれているほどです。

手荒れを防ぐことができる

冬に手洗いで食器洗いをすると、どうしても手が荒れがちですよね。食器用洗剤も肌を傷める原因のひとつです。手袋もありますが、洗いにくさを感じて結局素手で洗っているという方も少なくありません。

それもビルトイン食洗機があれば、機械の力で汚れがきれいに落とされて、肌にも負担がかかりません。これならデリケート肌の方も安心ですね。

食器に傷がつきにくい

食器

食器洗いをしていると、どうしても小さな傷が食器についてしまいがちです。汚れが激しい食器であればなおさらですよね。それもビルトイン食洗機は高温で汚れを溶かすようにして落としてくれるため、食器を傷つけることがありません。この点は手洗いにない、大きなメリットと言えるでしょう。

ビルトイン食洗機を使用するときの注意点

非常に便利なビルトイン食洗機ですが、使い方次第では余計なコストや手間がかかってしまうことも。使用する時には以下の3つのポイントに気を配りましょう。

食器の入れ方を工夫する

食器の入れ方

基本的にビルトイン食洗機では、食器を下向きにして並べます。お茶碗やボウルが上向きになっていると汚れが落ちずに、水が溜まってしまうことになります。

「汚れを落とせずに、結局手洗いにした」ということがないように、きちんと温水が当たって汚れが落ちるような食器の配置を心がけましょう。

サイズオーバーのフライパンや食洗機NGの食器は、無理に食洗機内へ入れないようにしてください。

乾燥モードを使わない手もある

ビルトイン食洗機を使う際には、洗浄から乾燥までかける方がほとんどかと思います。あまり知られていませんが、実はビルトイン食洗機では乾燥に最も時間と電力を要します

そのため、乾燥機能はあえて使用せずに、自然乾燥をしている家庭も珍しくありません。

このようにビルトイン食洗機の電力を節約する方法はいくつか存在します。電力会社との契約プランを見直したり、電気代が安い深夜時間帯に使用したりすると、大幅なコストダウンになるでしょう。

食器をまとめて食洗機にかける方法も有効です。

失敗しない!ビルトイン食洗機の選び方

「ビルトイン食洗機は気になっているけれど、上手に使いこなせるかわからない」「結局手洗いに戻ってしまうかも」と、悩まれる方は少なくありません。しかしビルトイン食洗機を正しく使いこなすことができれば、きっと手放せなくなるはずです。ここでは後悔のないビルトイン食洗機の選び方を紹介します。

家族と食器量に合わせた大きさを選ぶ

大きさを選ぶ

ビルトイン食洗機には主に45cm幅と60cm幅の2つがあります。さらに45cm幅タイプには浅型と深型があり、当然のことながら深型のほうがたくさんの食器を収納可能です。

ビルトイン食洗機は大きいほど良いというわけではありません。一人暮らしであるにも関わらず大容量タイプの食洗機を選ぶと多くの水量・電力が必要になり、コスパが悪くなることも。

メーカーのビルトイン食洗機には「〇人用」「〇器収納可能」と記載されているため、参考にして購入しましょう。

予約・エコ・節水モードがついているものを選ぶ

予約モードが搭載されているビルトイン食洗機であれば、電気代が安くなる時間帯を指定して洗浄・乾燥を行うことができます。さらにエコや節水モードが搭載されていると、少ない水や電気の量で洗浄がなされて、電気代・水道代の節約につながります。これらのモードが搭載されている食洗機は初期費用こそ高めになりますが、長い目で見ればかえってお得になるかもしれません。

便利なビルトイン食洗機の設置・交換はマルタケにおすすめ!

ビルトイン食洗機は家事を時短化してくれるだけではなく、ランニングコストを抑えてくれるというメリットがあります。

しばしば据え置き型の食洗機と比較されますが、まとめ洗いができてキッチンのスペースを有効活用できるビルトイン食洗機のほうが今は人気が高い印象です。

しかし、いざリフォームをするとなると導入コストが気がかりですよね。ビルトイン食洗機の本体価格は約10万円~で、さらに3~5万円程度の工事費用がかかります。

食洗機を長く使うためには、リーズナブルでサポート体制がしっかりしている業者に依頼したいものですよね。愛知県大府市に本社を構えるマルタケ株式会社では、さまざまなメーカーのビルトイン食洗機を取り扱っております。愛知県や静岡県への出張工事が可能で、費用についてもわかりやすい明朗会計を心がけているため、初めて食洗機を購入する方も安心です。食洗機のリフォームを検討している方は、ぜひお問い合わせくださいませ。
 

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