2023年6月6日 / 最終更新日: 2024年3月5日
洗面所は家のなかでも特に使用頻度が高いうえに、水回り設備であることから、汚れや劣化が目立ちやすい場所です。そのため、洗面化粧台をリフォームしたいと考えている方も少なくないでしょう。当記事では、失敗しない洗面化粧台の選び方について解説しています。今後、自宅の洗面化粧台をリフォームする予定のある方は、ぜひ参考にしてください。
洗面化粧台リフォームの基礎知識
最初に、洗面化粧台の寿命やリフォーム相場といった基礎知識について紹介します。
洗面化粧台の寿命
洗面化粧台の寿命は、およそ10年です。 ただし、実際の寿命については、機器の使用頻度やお手入れの状況によって異なります。 洗面化粧台のリフォームを考えるタイミングは、ボウルにヒビ割れが発生したときや、水栓や鏡などの周辺設備が故障したときです。
その他にも、「臭い」や「詰まり」「水漏れ」などが気になったら、リフォームを検討するべきタイミングと判断できます。
洗面化粧台のリフォーム相場
洗面化粧台のリフォーム相場は、10〜25万円程度となっています。ただし、実際の工事費用については、新たに導入する洗面化粧台のスペックやどのようなリフォームを施すかによっても変わってきます。しかし、平均するとこれぐらいの金額であることが多いようです。
洗面化粧台リフォームにかかる工期
洗面化粧台のリフォームにかかる工期は、およそ1~4日です。ただし、リフォームの規模によっては、1週間以上の工期が発生することも考えられます。工事期間中は、当然のことながら洗面所が使えないため、工事のスケジュールについては家族内で良く相談しましょう。
洗面台と洗面化粧台の違い
「洗面台」と「洗面化粧台」は、同じものと思われがちですが、実は似て非なるものです。しかし、その違いについて明確に説明できる人は、そう多くありません。洗面化粧台の選び方について理解を深める前に、まずは「洗面台」と「洗面化粧台」の違いについて見ていきましょう。
洗面台
「洗面台」とは、手や顔を洗うことを目的に設計された、最低限の機能が搭載された設備のことです。洗面台には、「置き型」「壁付け型」「埋め込み型」「半埋め込み型」の4種類が存在します。
置き型は、カウンターの上に洗面ボウルを置く方式で、壁付け型は、洗面ボウルを壁に付けられる方式です。また、埋め込み型と半埋め込み型については、カウンターの内部に洗面ボウルを全部もしくは半分埋め込む方式となっています。
洗面化粧台
一方で「洗面化粧台」は、手や顔を洗う用途以外にも、化粧やヘアセットなどの身支度を整えやすい機能が追加された設備です。具体的には、鏡やコンセント、収納スペースなどが標準搭載されています。洗面化粧台には、「システム型」と「ユニット型」の2種類が存在します。
システム型は、洗面ボウル以外にも、鏡や照明、収納デザインなどを自由にカスタマイズできます。反対にユニット型は、洗面ボウルをはじめとする基本機能が完成された状態で販売されているため、大幅なカスタマイズは行えません。
洗面化粧台を選ぶ際に注目したいポイント
洗面台と洗面化粧台の違いについて理解が深まったところで、いよいよ洗面化粧台を選ぶ際に注目したいポイントについて紹介します。洗面化粧台を選ぶ際に注目したいポイントは、主に以下に6つです。
排水溝の掃除のしやすさ
洗面化粧台は、日常的に良く使用する場所であることから、水はねの影響を受けやすい傾向にあります。さらに、排水口には髪の毛やホコリなどが溜まりやすいものです。 しかし、面倒だからといって掃除を放置してしまうと、衛生面が悪くなってしまいます。掃除のしやすさを重要視したい場合は、フランジや排水栓に注目しましょう。
一般的な洗面化粧台は、排水口の周辺に「フランジ」と言われる丸形の金属部が付いています。このフランジには汚れが溜まりやすいため、フランジなある製品は掃除が大変になってしまいがちです。反対に、フランジがない設計の製品であれば、ゴミや髪の毛を捨てるだけで掃除が完了します。さらに、排水口の奥にも凹凸がないため、綺麗な状態をキープしやすいといったメリットもあります。
サイズ
洗面化粧台を選ぶ際は、設置する場所に適したサイズであるかを確認することも忘れてはなりません。洗面化粧台本体のデザインや機能ばかりに着目して、サイズ選びに失敗してしまうと、さまざまな不具合が発生するおそれがあります。 洗面化粧台選びに失敗しないためにも、購入前には本体の高さや幅、奥行きのチェックを忘れないようにしてください。
収納力
洗面化粧台には、洗面道具や化粧品、掃除アイテムなどを置くことも多いかと思います。 そのため、収納力もチェックしておきたい項目のひとつです。例えば、洗面化粧台を見た目だけで選んでしまうと、物が収納できずに、ゴチャゴチャとした洗面室になってしまいます。洗面室をスッキリとした空間にするためにも、収納が充実している製品を選びましょう。
例えば、化粧品などが多い人の場合は、小物入れが充実している洗面化粧台がおすすめです。また家族の人数が多く、洗剤などのストック品が多いという場合は、大容量キャビネットのものが最適です。
配管・配線
洗面化粧台によって、配管や電線の接続部分の構造は異なります。そのため、洗面化粧台のみを交換するリフォームであっても、配管や配線に問題ないかを確認しておきましょう。 特に、現在お使いの洗面化粧台が古いものの場合は、新しい洗面化粧台との差異が大きくなるため、何らかの不都合が生じる可能性が高くなります。
水栓
洗面化粧台の水栓は、どうしても汚れが蓄積しやすく、お手入れのしにくい場所です。お手入れのしやすい水栓を求めている場合は、「上吐水のタッチレス水栓」がおすすめです。
洗面化粧台には上から水を流すタイプ(上吐水)があります。このような洗面化粧台は、ミラーの下に水栓が付いているため、水や汚れが比較的溜まりにくい構造になっています。特に、タッチレス水栓の場合は、手を軽くかざすだけで吐水されるため、ハンドルに汚れが溜まる心配がありません。
業者選び
洗面化粧台リフォームにおいて、重要になってくるのが、リフォーム業者選びです。きちんと信頼できる業者でないと、適切なリフォームを実施してくれるかが分かりません。そのため、口コミや過去のリフォーム実績をチェックしましょう。
反対に、施工実績やリフォーム後のアフターサービスが充実している業者であれば、安心して工事を依頼できます。後悔しないためにも、信頼できる業者を見極めてくださいね。
ご自宅の洗面化粧台リフォームはマルタケにおまかせください!
今回は、洗面化粧台の選び方のポイントについてお伝えしました。最新の洗面化粧台は、見た目がおしゃれなだけでなく、使い勝手にも優れていることから、年々人気が高まっています。 種類が豊富で工事も必要となる洗面化粧台を選ぶ際には、信頼できる業者に相談しましょう。愛知県大府市に本店を構えるマルタケ株式会社では、本体価格と工事費が一緒になった、お得なセットプランをご用意しております。
愛知県大府市内のみ工事も承っておりますので、少しでも気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 前述した通り、洗面化粧台のリフォーム工事には一定の期間をいただくことになります。そのため、リフォーム依頼を検討されている方は、お早めの問い合わせをおすすめします。