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レンジフードの高さは決まりがある?リフォーム前に知っておきたい選び方
                       

2021年11月2日

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レンジフード

レンジフードの高さは決まりがある?リフォーム前に知っておきたい選び方

キッチンのコンロの上にぶら下がっているレンジフードは換気のために、キッチンになくてならないアイテムです。油やホコリが付きにくいレンジフードへのリフォームを考えている方は、きっと多いのではないでしょうか。しかし、レンジフードには高さなどの細かい規定があり、気に入ったものであれば何でも自宅に採用できるわけではありません。今回はレンジフードのリフォーム前に知っておきたい基礎知識と選び方のポイントを紹介します。
 

 

レンジフードの高さ

レンジフードの高さ

キッチンのレンジフードは建築基準法の規定により、排気口フードの下端から火の発生元までの距離を100cm以下に抑える必要があります。また、消防法ではガスコンロやグリルの位置からフードまでの高さが80cm以上と定められています。

つまり、レンジフードはコンロから80~100cmの範囲内に設置しなければなりません。そう考えると、かなりタイプが限られるような気がしますね。また、ガスコンロではなくIH クッキングヒーターを使用している場合は、排気口からフードの下端までの高さを100cm以下にするように決められています。

レンジフードのサイズに関する規定をあらかじめ知っておくことで、どの商品にするのかをある程度決めやすくなります。レンジフードを検討する際に、覚えておいて損はないでしょう。

レンジフードの適切な高さとは

レンジフードが高すぎると、換気扇の操作ボタンに手が届かないことも。小柄な女性であればなおさらです。また、反対に低すぎても頭をぶつけて不便に感じることがあるでしょう。レンジフードを選ぶときには、キッチンを使用する人の身長÷2+5cmで算出すると良いとされています。

例えば身長160cmであれば、160÷2+5=85となり、コンロから85cmが最適な高さになるわけです。一度今使用しているレンジ台の高さを測ってみましょう。

また、直立だけではなく、前かがみになったり、手を伸ばしたりと、さまざまなポーズをとって、最適な高さを研究してみてください。

他にもある!レンジフードの選び方5選

レンジフードの選び方

レンジフードをリフォームする際には、高さだけではなく、他のポイントもチェックしなければなりません。ここからはレンジフードを決める際に押さえておきたいポイントをまとめて紹介します。

レンジフードの横幅

レンジフードの横幅

レンジフードの横幅があまりに狭いとスペースが限られてしまい、調理のしにくさを感じます。鍋と鍋やフライパン同士がぶつかり合ってしまうことも。そのようなことがないように、レンジフードの横幅はなるべく広く取ったほうが良いでしょう。

一般的なレンジフードの横幅は、60・75・90 cm の3つに定められています。90cmのレンジフードはコンロを悠々と使えますが、その分シンクや調理台が狭くなってしまうことも。キッチンの広さによっては、60または75cm サイズが最適かもしれません。横幅の規格が変わっても、機能自体に違いはありませんので、安心してください。

フードの種類

一般的なレンジフードには、薄型でスタイリッシュなスリム型と、天井が低い住宅に使われやすい平型、またどのようなキッチンにもマッチする、ブーツのような形状をした深型の3種類があります。

油汚れがつきにくく、手入れもしやすいスリム型が人気ですが、省スペースになる平型や、どのようなキッチンにも取り付けられる深型にも一定の需要はあります。自分の住宅の設計を考慮して、最適なものを選びましょう。
この3つに比べると数は限られますが、ファルコン型と呼ばれる整流板がなく、手前に傾斜したデザインのレンジフードも存在します。主にリンナイがこのタイプのレンジフードを販売しています。でこぼこのない、すっきりしたクリーンパネルのファルコン型は手が届きやすく、小柄な方向きです。ただし、種類が限られるため、値段は少々お高めです。

そして、かつての日本家屋では主流だったプロペラファンタイプのレンジフードも絶滅したわけではありません。外からの騒音が大きくなりがちですが、排気性は高いと評判で、飲食店ではいまだに根強い人気を誇ります。

排気ファンの種類

昔はプロペラが丸出し状態の換気扇が主流でしたが、レンジフードが導入されてからは、丸いファンが主流になりました。特に波状になったシロッコファンは風量と騒音が小さめで、静圧の高い環境でも安心して排気されると評判です。

また、大きな風量が必要とされる場合には、ターボファンが用いられることもあります。最近では随分少なくなりましたが、扇風機の羽のような形状をしたプロペラファンも、しっかり換気したいと考える家庭からは人気です。取り付けが簡単で、ファン自体の掃除がしやすいところはプロペラファンならではのメリットです。

フードとファンを組み合わせて考えていくと、おのずと候補が絞られてくるでしょう。

メンテナンス性

メンテナンス性

油汚れやホコリがつきやすいレンジフードは、メンテナンス性も重要な決定要素です。最近は自動洗浄機能が付いているものや、汚れがつきにくい機種も増えてきています。極力掃除の回数を減らすためには、ファンやフードを取り外しやすく、汚れがつきにくいものを選ぶと良いでしょう。排気ファンにもレンジフードにもさまざまな形状がありますが、最近はやはりスリム型がお手入れがしやすいと、高い人気を維持しています。

取り扱いメーカー

レンジフードは、主にリンナイ、ノーリツ、そしてパナソニックの3社が多くのシリーズを展開しています。 それぞれに特徴がありますが、リンナイは機種やカラーバリエーションが豊富で、インテリアにマッチするレンジフードを見つけられるでしょう。すべて国内で生産されているところも、リンナイの人気が高い理由のひとつです。

ノーリツはこの3社の中では最もコストパフォーマンスが高く、予算重視の方におすすめ。ノーリツのレンジフードはスリム型が主流で、シンプルな機能性とスタイリッシュなデザインのものを多く見かけます。シリーズのなかには、24時間換気機能を備えているものもあります。

パナソニックのレンジフードのなかでは、とりわけエコナビ機能搭載モデルが有名です。調理センサーを備えていて、排気量に合わせて賢く省エネ運転をしてくれます。自動洗浄機能がついているDWDシリーズはお手入れもカンタンと評判です。DEDシリーズは油トルネード機能を備えていて、羽についた油汚れを遠心力で飛ばすため、羽に汚れが溜まりにくくなっています。

レンジフードのリフォームはマルタケにおまかせ

レンジフードの高さには法律で定められていて、気に入ったレンジフードであれば、何でも取り付けられるわけではないことがわかりましたね。いきなり自分で決めようとしても規格が合わなかったり、法律に反していたりして、悩んでしまうことも。自分で計測することに不安がある方も多いものです。大掛かりになるレンジフードのリフォームで後悔しないためには、信頼できる業者への依頼をおすすめします。

愛知県大府市に本社を構えるマルタケ株式会社では、今回ご紹介した3つのメーカーのレンジフードをすべて取り扱っています。複数種類の中から、お客様のご自宅に最適なものをご提案可能です。愛知県だけではなく、三重・岐阜・静岡県にも出張いたしております。レンジフードの取替えや交換を考えている方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
 

 

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