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ビルトインオーブンのメリットは?失敗しない選び方もご紹介
                       

2022年3月15日 / 最終更新日: 2024年3月5日

ビルトインオーブン

現在、電子レンジと一体になった箱型のオーブンを使っている方が多いかと思います。料理のレパートリーが広がるオーブンは大変便利な存在ですが、箱型レンジはキッチンスペースを占領するうえに、ものによってはあまり大きな食材を焼けないというデメリットがあります。

そこでおすすめしたいのが、キッチンのコンロに埋め込まれているビルトインオーブンです。料理好きの方の憧れアイテムであるビルトインオーブンには、どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は失敗しない選び方についても紹介します。
 

 

ビルトインオーブンを選ぶメリット

ビルトインオーブンのメリットは、キッチンスペースを広げられる点だけではありません。箱型のオーブンと比較すると全体的に火力が強く、余熱や調理時間が短縮化されます。また、焼きムラが少なく、パンなどは外を香ばしく、中をふんわりと仕上げられるため、料理愛好家からは人気です。

「料理の腕に磨きをかけたい」「パンやピザ、チキンをおいしく焼き上げたい」と考えている方、ぜひビルトインオーブンを検討してみてはいかがでしょうか。

ビルトインオーブンのデメリット

おしゃれで料理のバリエーションを広げられるビルトインオーブンですが、デメリットが全くないわけではありません。ビルトインオーブンの設置には専門業者による工事が必要となるため、本体価格以外に工事費用も発生します。また、コンロ下の収納スペースがなくなるところもデメリットのひとつです。

購入する際には、ビルトインコンロとオーブンのメーカーを揃える必要もあります。さまざまな制限のなかで、お気に入りのビルトインオーブンを手に入れるためには、信頼できるメーカーや業者を選ぶことが重要です。

まず知っておきたいビルトインオーブンの種類

ビルトインオーブンは大きく分けてコンビネーションレンジコンベック、そして電気オーブンレンジの3つです。それぞれの特徴とメリット・デメリットを紹介します。

現在の主流となっているのは、オーブンとレンジが一体になったもの。電子レンジとガス高速オーブンが1台になったコンビネーションレンジや、電気オーブンと電子レンジの機能を兼ね揃えた電気オーブンレンジが人気です。火を使わない安全性の高さも人気の理由です。

一方コンベックはビルトインガスオーブンとも呼ばれていて、その名の通りガスを利用しながら、発生する高温の空気で調理を行います。火力は電気オーブンの2倍と言われるほど強く、短時間で調理が完了するところはコンベックならではの魅力です。

それぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。比較しつつ、ご自宅に合うビルトインオーブンを選びましょう。

種類 メリット デメリット
コンビネーション

レンジ

・オーブン・レンジの両機能を同時に使える

・ガスの強い火力を使える

・コンベックよりも光熱費がかかる

・火力が弱く余熱が必要

・容量がガスよりも小さめ

コンベック

(高速オーブン)

・火力が強い

・幅広い調理に対応可能

・光熱費が安く済む

・質の高い料理を叶えられる

・設置場所が限定される

・やけどにより注意が必要

・大型サイズが多い

電気オーブンレンジ ・火を使わず安全性が高い

・焼きムラが出にくい

・オーブンとレンジの同時使用が不可能

・コンベックよりも光熱費がかかる

電気とガスのどちらにすべき?

オーブンの種類を電気かガスかで迷っている方は、料理の頻度やこだわり度を考慮して選ぶと良いでしょう。ガスオーブンは光熱費が安いため、頻繁に料理をする方におすすめです。火力が強く、おいしい料理を作れるところもガスオーブンのポイントです。

一方、ガスオーブンはコンセントとガス栓がなければ設置できず、ビッグサイズのものが多いことから、どのような家庭でも設置できるわけではありません。キッチンスペースが限られている方は、電気オーブンレンジやコンビネーションレンジを選んだほうがいいでしょう。 安全性の高さも人気の理由のひとつです。

他にもある!ビルトインオーブンの選び方

ビルトインオーブンを決める基準は、電気かガスか、だけではありません。現在さまざまなメーカーからビルトインオーブンが出ているため、キッチンのサイズや設置場所を配慮したうえで最適なものを選びましょう。

サイズ

ビルトインオーブンは既存のシステムキッチン内に組み込むことになるため、それにジャストフィットするオーブンを選ばなければなりません。とは言っても、一般的なシステムキッチンのコンロの幅は60cmであり、ビルトインオーブンの幅もそれに合わせて作られているため、幅が合わないということはほとんどないでしょう。

また、オーブンの奥行きと高さにも注意が必要です。調理中に熱を放つビルトインオーブンは、後方に十分なスペースが必要になってきます。十分な奥行きを確保できるかどうかを見ておきましょう。またコンロが高く、天板の位置が低いキッチンの場合、ビルトインオーブンが入らないこともあります。確実に収納できるものを選ぶようにしてください。

価格

ビルトインオーブンを取り付ける時に、やはり気になるものといえば価格ですよね。ビルトインオーブン本体は約10~15万円、工事費用は5万円程度が相場です。つまり、約15万円を予算として考えておくと良いでしょう。最新のものやクオリティの高いオーブンを選ぶと、本体だけで20万円程度の費用が発生します。箱型のオーブンレンジより高額なものも多いため、吟味して「これだ!」と思うものを選んでくださいね。

デザイン

ビルトインオーブンを後付けするときには、システムキッチンとの色合いの違いが気になります。例えば、ホワイトのシステムキッチンにブラックのオーブンを取り付けると、そこの部分だけが妙に目立ってしまいますよね。そのため、キッチンとオーブンの色をなるべく近づけるとキッチン全体に統一感が出ておすすめです。

ビルトインオーブンを選ぶ時に注意したいポイント

ビルトインオーブンを安全に使用するためには、以下のポイントに配慮する必要があります。必ず押さえておきましょう。

排気処理

ビルトインオーブンで調理をする間には煙が発生し、レンジフードを通じて排気されます。大量の煙が出ることになるため、換気扇の近くにオーブンを設置できるかどうかを必ず確認しましょう。

オーブン周りの防火仕様

オーブンの使用中は、庫内が200~300℃まで上がることが想定されます。そのため、背面の壁を防火仕様にしなければなりません。もし背面と壁の距離を十分に取れなければ、防熱板を取り付けて、絶対に壁が燃えることがないようにしましょう。

ビルトインオーブンの購入・工事はマルタケにおすすめ

ビルトインオーブンはおしゃれでキッチンスペースをすっきり見せられるため、女性を中心に人気があります。

種類が豊富で工事も必要となるオーブンを選ぶ際には、信頼できる業者に相談しましょう。愛知県大府市に本店を構えるマルタケ株式会社では、本体価格と工事費が一緒になった、お得なセットプランをご用意しております。

複数のメーカーのビルトインオーブンを取りそろえておりますので、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。愛知・三重・岐阜・静岡県への出張工事も承っております。
 

 

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