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金属製の鍋が使える?IHヒーターのオールメタルとは?

金属製の鍋が使える?IHヒーターのオールメタルとは?

IHクッキングヒーターにはたくさんの種類がありますが、なかでも金属製の鍋を使用できるオールメタル対応IHクッキングヒーターに近年、多くの注目が集まっています。本記事では、オールメタル対応のヒーターの特徴やメリット・デメリットについて網羅的に紹介します。
 

 

オールメタル対応のヒーターとは

オールメタル対応のヒーターとは

「オールメタル対応ヒーター」とは、鉄やステンレスの鍋だけでなく、アルミ鍋や銅鍋を使えるIHヒーターです。炒め物に最適な軽いアルミフライパンや、揚げ物用の銅鍋もオールメタル対応ヒーターであれば使用することができます。
また、鉄・ステンレス対応IHで加熱できなかった多層鍋も、オールメタル対応IHでは使うことが可能です。

オールメタル対応IHヒーターの仕組み

オールメタル対応IHヒーターでは通常より加熱周波数を大きくすることで、電気抵抗の小さいアルミや銅鍋の加熱を可能にしています。
また、コンロ上の鍋の材質を自動的で判別し、乗せられた鍋が電気抵抗が小さければ大きな電磁線を流すことで、鉄、アルミ、銅製の調理器具であっても、同じヒーターで加熱することができるようになっているのです。

ラジエントヒーターとの違い

ラジエントヒーターとの違い

「ラジエントヒーター」はヒーター自体が発熱し、鍋を直接加熱する調理器具です。ガスと同様、すべての鍋に対応していますが、IHクッキングヒーターとは異なり、上に燃える物を置いていたら燃えて炎が出てしまいます。

オールメタルで使える鍋と使えない鍋

オールメタル対応ヒーターでは、通常の鉄やステンレス対応ヒーターで使える鉄、鉄ホーロー・ステンレスはもちろん、多層鍋や銅・アルミなど磁石の付かない金属製鍋も加熱可能です。

反対に、底が反っている鍋や脚があるもの、底の丸いものは、温度センサーや安全機能が働かずに火災の原因となる可能性があるため、使用をおすすめできません。
また、耐熱ガラスや土鍋・陶磁器の鍋は、IH用の表示があっても、故障や火力が弱く調理できない可能性があるため、使用を控えることが推奨されています。

オールメタル対応ヒーターのメリット

では、オールメタル対応ヒーターを購入することにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ここからは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターのメリット・デメリットについてそれぞれ紹介します。まずはメリットから見てみましょう。

金属製の鍋を使用できる

金属製の鍋を使用できる

自宅で従来から使用していた金属製の鍋などをそのまま使いたいと思っている方は少なくないことでしょう。
前述した通り、オールメタル対応ヒーターは金属製の鍋も加熱使用が可能です。従来使用していたものを処分する必要がないため、調理用具の処分・買い足しの手間を軽減できます。

自分好みの鍋やフライパンを使える

オールメタル対応ヒーターは、IHに対応していない鍋やフライパンも加熱することが可能です。そのため、自分好みの鍋やフライパンを、対応機種を気にせず買い揃えられる点が大きなメリットだといえるでしょう。

オールメタル対応ヒーターのデメリット

あらゆるメリットをもたらすオールメタル対応ヒーターですが、使用には少なからずデメリットも存在します。購入後に後悔しないためにも、ここでオールメタル対応ヒーターのデメリットについて理解を深めておきましょう。

機器代金が高い

特殊な御術で作られているオールメタル対応ヒーターは、その他のIH対応ヒーターと比較すると機種代金が比較的高い傾向にあります。

消費電力が高くなる

消費電力が高くなる

オールメタル対応ヒーターでアルミ鍋や銅鍋を使用する場合には、加熱効率が低くなるため、消費電力が高くなります。
電気代の消費をなるべく抑えたい方にとって、オールメタル対応ヒーターはやや不向きだといえるでしょう。オールメタル対応のヒーターを使用したいということであれば、省エネタイプのヒーターがおすすめです。

鍋の形状によっては使えないことも

金属製の鍋やフライパンでも使用が可能なオールメタル対応ヒーターですが、必ずしも全ての鍋で使用ができるとは限りません。
対応不可の調理用具を使用することは、故障や事故の原因にもつながるため、購入前にお手持ちの調理用具がオールメタル対応ヒーターに対応しているのかどうかをきちんと確認することが重要です。

IHヒーターにリフォームするときのポイント

IHヒーターにリフォームをする際には、いくつかの注意点に留意する必要があります。ここでは、オールメタル対応IHヒーターにリフォームするときのポイントについて説明します。

オールメタルヒーターの種類を理解する

オールメタルヒーターには、「ダブルオールメタル」「シングルオールメタル」があります。
3口IHの手前のヒーターの左右いずれかがオールメタル対応ヒーターのものをシングルオールメタル、両方共にオールメタル対応のものをダブルオールメタルといいます。シングルオールメタル・ダブルオールメタルの違いは、オールメタル対応ヒータがひとつか、2つかの差のみとなっており、使える鍋や性能に違いはありません

2つのメーカーを比較する

2つのメーカーを比較する

現在、オールメタル対応ヒーターの販売を行っているメーカーは、パナソニック社と日立社の2社のみです。
それぞれのメーカーで製品の特長や商品代金は異なるため、自宅により適しているのはどちらのメーカーの製品かを比べておくことをおすすめします。

価格を比較する

オールメタル対応は標準タイプでは使わない鍋を使えるようにするものです。そのため、オプション性能となり、1口オールメタル対応の場合は+1万円~2万円、2口オールメタル対応の場合は+2万円~3万円ほど追加金額が発生します。

オールメタル対応の人気IHヒーター

ここでは、2022年最新のオールメタル対応の人気IHヒーターを3つご紹介します。

パナソニックA7シリーズA7タイプ

パナソニックA7シリーズA7タイプ

IHクッキングヒーターのシェアが最も高いパナソニック社の最上位製品が、「A7シリーズA7タイプ」です。A7タイプは、グリルに平面ヒーターを搭載しているだけでなく、庫内有効高さが101mmもあるため、高さのある食材もラクラク調理が可能です。また、グリル内がフラットなため、調理後のお掃除が簡単であることもA7タイプの特長です。

パナソニックA5シリーズA5タイプ

パナソニックA5シリーズA5タイプ

「A5シリーズA5タイプ」は、ダブルオールメタル対応の3口IHで、左右のコンロはアルミフライパンやステンレス多層鍋、アルミ製の鍋にも対応しています。「A7シリーズA7タイプ」よりも安価であるため、初期費用を抑えながらオールメタル対応IHヒーターを導入したい方にはぴったりの製品です。

HITACHI M300Tシリーズ

HITACHI M300Tシリーズ

「HITACHI M300Tシリーズ」は、3口すべてのヒーターがIH対応で、さらに左右の二口がオールメタルのダブルオールメタルの製品です。日立IHは、3.2kWの大火力であるため、湯沸しもスピーディーに、トータルの調理時間を短縮できます。また、料理に合わせた適温を教えてくれる「火加減マイスター」仕様を採用しているため、IHが初めての方でも使いやすいといったメリットもあります。

IHヒーターへの交換はマルタケにおまかせ

オールメタル対応IHヒーターの魅力が伝わりましたでしょうか。今回ご紹介した機種のなかで迷われるようでしたら、ぜひマルタケ株式会社までご相談ください。お客様のご家庭にあわせて、最適な機種をご案内させていただきます。マルタケでは施工費用と本体費用をセットにした料金プランをご提示しており、追加料金は基本的に発生いたしません。

愛知・三重・岐阜、そして静岡の4県に出張しておりますので、遠方にお住まいの方もお気軽にご相談ください。
 

 

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