2022年6月21日 / 最終更新日: 2022年6月22日
Siセンサーコンロには、調理油過熱防止装置や立ち消え安全装置、コンロ・グリル消し忘れ消火機能など、さまざまな安全機能が設けられています。本記事では、Siセンサー機能の概要や各安全機能について、詳しく紹介しています。
ガスコンロのSiセンサー機能とは？
ガスコンロのSiセンサー機能とは、安心と利便性を充実させるため、賢い温度センサーをすべてのバーナーに搭載したコンロです。ガスコンロのSiセンサー機能は、2008年から義務化され、各メーカー共に、3つの安全機能（調理油過熱防止装置・立ち消え安全装置・コンロ消し忘れ消火機能）を取付けています。そのため、このセンサーがないと、ガスコンロの販売はできません。
Siセンサー機能の必要性
Siセンサー機能の搭載により、火災の原因となる調理油からの発火や、火の消し忘れなどを未然に防ぐことができるようになりました。
また、ガスコンロの安全基準は法律で定められた基準以外に、業界内で定めた安全基準も存在します。最新のガスコンロはメーカーが独自で開発した安全装置を搭載している機種もあり、現在のガスコンロの多くは厳しい基準をクリアした、安全性の高いコンロが流通しています。
Siセンサーコンロの安全機能
Siセンサーコンロは、便利な機能が多数搭載されています。ここでは、代表的なSiセンサーコンロの安全機能について紹介します。
調理油過熱防止装置
調理中の油が自然発火してしまう温度まで加熱するのを防ぐ機能です。油が自然発火する温度は約370℃です。Siセンサーコンロでは、250℃になった時点で弱火に自動調節し、一定時間後に消火します。
立ち消え安全装置
吹きこぼれや風などで火が消えてしまった際、自動的にガスを止める機能です。万が一、火を消し忘れても内蔵されたタイマーが燃焼時間をカウントし、約2時間で自動消火するため消し忘れを防ぎます。
コンロ・グリル消し忘れ消火機能
コンロやグリルの加熱時間が、一定時間を超過すると自動的に消火する機能です。うっかりの消し忘れを防止します。
早切れ防止機能
炒め物などの高温調理をする際に、不便のないよう約250℃になっても消火せず、自動火力調節する機能も搭載されています。早切れ防止機能をONにした状態で調理をすると、約30分間この状態が続き、その後自動消火します。
鍋なし検知機能
Siセンサーコンロは、コンロに鍋が置かれていないと点火できません。この仕様により、お子様のイタズラなどによる誤操作を防ぎます。また、 点火時に鍋を外すと自動的に弱火になるため、衣類の袖口への引火防止にも役立ちます。
感震センサー
コンロを使用中に震度4以上の揺れを感知すると自動的に消火します。地震発生時の火事リスクを軽減できます。
料理をおいしくするSiセンサー機能
Siセンサー機能付きコンロには、日々の料理に役立つ嬉しい機能もあります。ここからは、料理をおいしくするSiセンサー機能について見ていきましょう。
自動炊飯機能
最新のSiセンサーコンロには自動炊飯機能が搭載されています。ボタンひとつで火加減の自動調節、自動消火をしてくれて、ガスの炎でふっくらおいしいごはんを炊きあげます。
油温度調整機能
コンロを、設定した温度でキープできる機能です。設定した温度まで加熱すると油の温度を一定にキープしてくれるため、細かい温度調整が面倒な揚げ物や天ぷら、フライなどを作るのが楽になります。
調理タイマー機能
煮込み料理や茹でる調理の際は調理タイマーをセットすることも可能です。時間が来るとアラームで知らせてくれるため「煮すぎ」「茹ですぎ」を防止できます。
Siセンサー機能の注意点
前述した通り、Siセンサー搭載のガスコンロには、調理中に火力が自動で小さくなったり消化してくれる機能が搭載されています。これは安全性に配慮した装置になります。一定の温度を超えると調整してくれるのがメリットである一方、高火力で料理をするときは、このSiセンサーをOFFにしないと火が小さくなってしまい、調理に支障が出てしまうことがあります。使用中に火力が小さくなってしまったときは「センサー解除スイッチ」を高温モードに切り替えるようにします。この際、天ぷらや揚げ物をするときは解除スイッチを押す必要はありません。
また、Siセンサーを正しく作動させる為には、温度センサー部と鍋底が密着している必要があります。そのため、鍋に錆汚れなどの異物が付着していたり、鍋底が凹凸であったり、底が丸い中華鍋などを使用すると温度センサーが正常に働かず、発火や途中消火、異常な温度上昇などの危険につながるリスクが生じます。予期せぬ事故を防ぐためにも、Siセンサーが正しく機能しないフライパンや鍋を使う際には、十分注意してください。
おすすめのSiセンサー機能付きのガスコンロ
ここでは、2022年最新のおすすめのSiセンサー機能付きのガスコンロを3つご紹介します。
リンナイ リッセ
リンナイリッセは、シンプルかつ上質なデザインのガスコンロで、4色展開の天板や高級感と上品さを演出する操作部が特長です。付属のココットプレートやアプリ連動機能搭載で便利な機能も充実しています。「鍋なし検知機能」や「感震センサー」は、リンナイとノーリツの上位グレードのSiセンサー機能付きのガスコンロにのみ搭載されてる機能となるため、より高い安全性をお求めの方は、こちらの機能が搭載されているSiセンサー機能付きのガスコンロがおすすめです。
マルタケでは、RHS31W32L1RSTW 幅60㎝ ナイトブラックを安心セット価格130,000円、上位機種の75㎝幅を133,000円で販売しています。
ノーリツ ピアットマルチグリル
ノーリツ ピアットマルチグリルは、ミドルグレードながらも多彩な自動調理ができるマルチグリルを搭載したSiセンサー機能付きのガスコンロです。お手入れ性能も充実しているため、日々の調理を楽しいものへと導きます。
マルタケでは、N3S13PWASKSTE 幅60㎝ プラチナシルバーを安心セット価格で134,000円、N3S12PWASKSTE 幅75㎝ プラチナシルバーを132,000円でご提供しています。さらに、N3WS4PWAS6STESC 幅75㎝ エレガントグレーは129,000円と、大変お得になっていますので、この機会にぜひご購入をご検討ください。
Siセンサー機能つきのガスコンロはマルタケにおすすめ
Siセンサー機能つきのガスコンロの購入や買い替えを検討されている方はマルタケにおまかせください！愛知県大府市に本店を構える株式会社マルタケは、創業75年の歴史をもつ住宅リフォーム・リノベーション会社です。長年の経験と実績から、お客様一人ひとりのライフプランに合わせた最適な商品を提案・取り付けを行っています。
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