2021年9月17日 / 最終更新日: 2022年5月7日
毎日の調理で使うガスコンロ。調理のたびに丁寧にお手入れをするのは難しく、頑固な汚れやこげつきが付きやすい場所です。このガスコンロのお手入れに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、ガスコンロをピカピカにするお手入れ方法についてご紹介します。
ガスコンロにこびりついている汚れの正体は?
ガスコンロの汚れでなかなか落ちない頑固なものは、こげつきや油汚れなどが原因となっています。後々のお掃除を楽にするためにも、汚れの正体をよく知り、こびりつく前に落とすようにしましょう。
こげつき
こげつきは、ガスコンロを使った際に油がハネたり、煮汁が吹きこぼれたりしたものから生まれています。この汚れをふき取らずにいると、料理のたびにまた加熱されて酸化します。こうして焦げ付いた頑固な汚れになってしまうのです。
油汚れ
油汚れは、揚げ物や炒め物を作る際に必ず使う食用油がもとです。どんなに丁寧に調理をしても、油は確実にガスコンロ周辺に飛び散ってしまい、完全に防ぐことはできません。
料理終わりにすぐ拭けば、比較的簡単に落とすことができます。時間が経つと汚れた部分がベタベタになり、ホコリを取り込んでどんどん落としにくい汚れになっていくので注意をしましょう。
こぼれた食品の汚れ
こぼれた食品の汚れは、油に始まり、醤油やソース、砂糖など、調理に使うさまざまな食品が原因となっています。付着したままにしておくと、ガスコンロの受け皿などが部分的にサビついてしまうこともあるので注意が必要です。
ガスコンロ掃除に必要なアイテム
ガスコンロの掃除に必要なアイテムとしては、以下のものになります。ぜひ掃除の際の参考にしてください。
クレンザー・洗剤
クレンザーは頑固な汚れに活躍してくれます。効果が強いことから、常用はあまりおすすめしませんが、ここぞという場面では汚れ落としに大変役立ってくれます。洗剤は、一般的な台所用中性洗剤でOKです。コンロの汚れのほとんどは、この台所用洗剤で落とせます。
古布・スポンジ
使い古したボロ布などを適当な大きさに切ってストックしておくと、コンロ掃除に役立ちます。スポンジもあると良いでしょう。
掃除用ブラシ
掃除用ブラシは専用のものを用意してももちろんOKです。家にあるもので代用する場合は、歯ブラシや竹串を用意すると細やかな汚れをキレイにできます。
掃除用手袋
クレンザーや洗剤で手を傷めないよう、掃除用手袋の用意もおすすめします。ゴム手袋でもいいですし、使い捨てができるビニール手袋も使い勝手が良いです。
食品用ラップ
落ちにくい汚れは、洗剤を染み込ませたキッチンペーパーなどで覆い、その上からラップをすると浸透しやすくなります。空気に触れてしまうと、洗剤が乾いて浸透しにくくなるので要注意です。
ガスコンロの掃除部位と掃除方法
ここでは、ガスコンロの掃除部位と掃除方法について具体的に説明していきます。
ごとく
ごとくは、汚れがついたばかりの状態であれば、手間をかけずに落とすことができます。水や薄めた台所用洗剤を含ませたやわらかい布で拭いたり、取り外したごとくや受け皿をスポンジで洗ったりすることで、簡単に済ませられます。
しかし、時間が経って頑固な汚れになってしまった場合、これだけでは落ちません。その場合は、温めて汚れをゆるませてから、お手入れをすると落ちやすくなります。
魚焼きグリル
魚焼きグリルは、魚を調理するたびに、グリルの受け皿と焼き網を洗いましょう。放置したままに時間だけが経ってしまうと、次回に使用する際の、ニオイ移りの原因になります。焼き網は、調理前に熱してから薄くサラダ油を塗っておくと、肉や魚がくっつきにくくなって、後片付けもラクになりますよ。
天板(トッププレート)
天板(トッププレート)は、汚れがついた直後であれば、水や薄めた台所用洗剤を含ませた柔らかい布でふき取るだけで簡単に落とすことができます。しかし、時間が経ってしまった吹きこぼれや油の飛び散りの汚れは、ふき取るだけではなかなか落とせないもの。頑固な汚れになってしまった場合には、クレンザーを用いると良いでしょう。
バーナー
バーナーは、汚れを布でふき取り、穴の目詰まりがないかどうかを確認しましょう。目詰まりがある場合は、つまようじや竹串を差し込んで掃除をします。目詰まりは点火不良や不完全燃焼の原因になることもあるので、注意が必要です。
排気口・排気口カバー
排気口・排気口カバーは、週に1回程度お手入れをしてください。排気口は、お手入れ棒を差し込んで汚れを落とすと簡単です。カバーは取り外し、中性洗剤で水洗いをして汚れを落としましょう。
温度センサー
温度センサーは、曲げてしまわないように必ず片手で支えながら、水に浸して固く絞った布で汚れをふき取りましょう。曲げてしまうとセンサーが故障する可能性があります。
重曹を使ったお手入れ方法
重曹は、食材が直接触れる場所やこびりついた汚れを落とす際に役立ちます。日常的に重曹水をグリル全体にふりかけて布で拭き取ったり、受け皿を重曹水で拭き洗いしたりすると、清潔な状態を保てます。
頑固な汚れを落とす「つけ置き」時にも重宝します。これは魚焼きグリルに限らず、バーナーキャップなど、取り外せる部分のお手入れにも応用できます。取り外せない部分には、重曹水を染み込ませたキッチンペーパーを当てて、上からサランラップを張ることで似たような効果を得られます。
重曹は油汚れに強いため、コンロ掃除に最適ですが、肌へ影響を与えてしまうことも。長時間重曹に触れていると肌荒れを引き起こす可能性があるため、肌が弱い人や長時間重曹に触れるような大掃除を行う時には、必ずゴム手袋をしましょう。
ガスコンロの掃除の注意点
ガスコンロの掃除の注意点としては、以下の3点があります。キレイにするつもりがコンロを傷つけてしまった、というケースも少なくありませんので、ぜひ目を通していただければと思います。
こまめに掃除をする
ガスコンロ周辺は、調理のたびに油や水をはじめ、さまざまな汚れが飛び散ったりこぼれたりします。汚れが目立ってしまう箇所ですので、普段から少しずつお手入れをしておくようにしてください。
素材に合わせて掃除方法を変える
ガスコンロの素材に合わせて掃除方法は変えましょう。汚れが落ちにくいからといって無理にこすったり、強い洗剤を使ってしまうと、素材に傷がつきかねません。迷ったときには、メーカーに問い合わせたり、取扱説明書などを用いたりして、掃除方法を確認することをおすすめします。
メーカーによっては使えないクレンザーもある
頑固な汚れにはクレンザーが効果的ですが、メーカーによっては使えないものもあります。トッププレートの種類によっては、傷がついてしまう可能性があるためです。事前に取扱説明書などで確認し、こするときには目立たないところで様子を見ながら、傷がつかないように力を加減しましょう。
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