2021年10月26日 / 最終更新日: 2022年6月22日
ガスコンロがキッチンに組み込まれたビルトインガスコンロは、10年以上前のコンロと比較すると、デザイン性・お手入れ性ともに改良されています。この記事では、ビルトインガスコンロの天板(トッププレート)の種類と選び方についてご紹介します。選び方のポイントをおさえて、ぜひ交換工事などにお役立てください。
ビルトインガスコンロの天板の選び方
まずは天板の選び方です。サイズや素材を気にすることなく、普段は何気なく使っている方がほとんどではないでしょうか。ここではサイズや素材についてお伝えしていますので、買い替え時の参考にしてくださいね。
サイズ
ビルトインガスコンロの天板は、60cmと75cmの2種類のサイズがあります。ビルトインの場合はグリル部分を含む本体のサイズが統一されています。そのため、どちらのサイズを選んでも問題なく設置可能です。
標準サイズは60cm幅ですが、2種類の天板の価格差は5,000円ほどでさほど大きくはありません。ガスコンロはほぼ毎日使いますから、見た目や使い勝手を考慮して、お好みのものを選びましょう。
素材
ビルトインガスコンロの天板素材は、ガラスコート、アルミ、ステンレス、ホーローなど、複数の種類があります。それぞれ価格やお手入れ方法が異なるため、予算やご自身のライフスタイルに合わせてみてはいかがでしょうか。
五徳の種類
五徳はホーローが一般的ですが、最近はステンレスのものを選ぶことができます。ホーローは熱による焼け焦げや傷などが目立ちにくい点が特徴で、お手入れの手軽さを重視する方向きです。一方ステンレスは素材を生かした明るい色が特徴で、デザイン性を重視する方におすすめです。
天板以外で押さえておきたいビルトインガスコンロの種類
天板の種類や素材について理解できましたら、ビルトインガスコンロの他の特徴も押さえておきましょう。10年前と現在では、グリルのタイプも変わってきていますよ。
コンロの機能
コンロの機能としては、まず口数を見てください。主流は3口タイプですが、2口からも選べます。ただし、2口タイプはメーカーや機種が限られてくるため、多くの種類の中から選びたい方は、3口のコンロにあらかじめ決めておくと良いでしょう。
グリルのタイプ
グリルのタイプはまず水ありと水なしがあります。これまでのビルトインガスコンロのグリルは、ほとんど水を張って使用するタイプでした。今は水なしタイプが標準になってきていて、メンテナンスも楽になっています。
また、ほとんどの機種が両面焼きの機能を搭載していて、調理の手間を軽減する設計となっています。両面焼きでは上下から一気に火を通せるので、片面焼きに比べて焼き時間も短縮できます。
ビルトインガスコンロのトッププレートのタイプ
ここからは、ビルトインガスコンロのトッププレートのタイプを6つ紹介します。「思ったよりも種類が多いな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれにメリット・デメリットが存在するものです。価格やデザイン、お手入れ方法にも違いがありますので、よく理解して、ご家庭に合ったものを選びましょう。
ガラストップ
ガラストップはトッププレートのタイプの中でも一番人気です。フラットな強化ガラス製の天板で高級感があり、デザイン性にも魅力があります。見た目だけでなく、耐久性や耐熱性に優れていて、お手入れも簡単。
見た目の美しさとお手入れの簡単さの両方どりができます。高機能であるため、商品価格は他に比べると少々お高めです。「ガラスであるからには、扱いに気を付けないと割れるのでは?」と心配になる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、普通に使用していれば、めったなことで割れませんのでご安心ください。
ガラスコート
ガラスコートは、ホーローの上からさらにガラス質のコーティングを施したものです。フラットタイプであるため、お手入れもガラストップと同様で難しくはありません。ガラスのような透明感はありませんが、光沢感がありおしゃれなカラーも見られます。丈夫さとデザイン性を兼ね備えたタイプです。価格はガラストップと同程度であり、リーズナブルなものも珍しくありません。
デメリットとしては、傷が付きやすい点が挙げられます。傷が付くとコーティングが剥げてサビが生じるおそれがあり、質感はガラストップに比べると低くなります。
アルミ
アルミは、位置づけとしては高級品にあたります。メタリックな外観になるためおしゃれさもあり、デザイン性に優れています。新しいタイプの製品のなかでは、お値段もやや高めです。板が厚いことからバーナー周辺の温度が上がりにくく、熱の分散が早いところもメリット。汚れが付着しにくく、毎日のメンテナンスも簡単に済ませられます。
フッ素コート
フッ素コートタイプのものは、鋼板にフッ素のコーティングが施されています。コーティングされていることで、油ハネや吹きこぼれ等の汚れや焦げ付きを防止できる点が最大のメリットです。油汚れも強力に弾き、お手入れはお料理の後にさっと拭き取るだけで完了します。
一方で、耐久性が他の種類に比べてやや劣るというデメリットも。使用開始から数年経った頃には、フッ素コートが剥がれてサビが生じる可能性を視野に入れる必要があります。しかし、その分価格は安く、お手入れも簡単であることを考えると、コストパフォーマンスは優秀といえるでしょう。
ステンレス
ステンレスはなんといってもデザイン性重視の方におすすめ。大きいお鍋やフライパンを使って調理したい方にもぴったりです。丈夫でサビにも強く、個性的で重厚感のあるデザインのコンロが多い点が特徴です。
サビに強いステンレスは、キッチンなどの水回りにも気兼ねなく使えます。ただし、販売モデルは他の素材と比べると少なく、限られた商品の中から選ぶことになります。
ホーロー
ホーローは、鍋などでもおなじみの素材で、根強い人気があります。鋼板にガラス質のコーティングが施されているホーローはツルンとした表面で、素材の色を活かしたシックな雰囲気が人気の理由です。そのため、カラーバリエーションはほとんどありません。黒や白の製品が大部分を占めているのが現状です。
素材としては耐久性に優れているため、しつこい汚れがこびりついてしまっても、ガシガシお手入れできます。安価なモデルのほとんどはホーロートップです。デザインよりもコストパフォーマンス重視の方におすすめです。
デメリットとしては、小さな傷からサビが発生しやすい点が挙げられます。数年間使用し続けると、どうしても塗装が剥がれて下の金属が露呈されやすくなりますので、見た目にこだわりのある方は他のタイプを選んだほうが良いでしょう。
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ビルトインガスコンロのトッププレートの種類は豊富で、どれにしようか悩んでしまいそうですね。
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