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電気温水器からエコキュートに交換できる?メリット・デメリットは?
                       

2021年12月21日

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エコキュート, 電気温水器

電気温水器からエコキュートに交換できる?メリット・デメリットは?

家庭で使用する電気給湯器には、電気温水器とエコキュートの2種類があります。エコキュートは電気温水器と比較するとその名の通りエコであり、月々の電気代を抑えられます。そのため電気給湯器からエコキュートに交換する人も存在しますが、交換すると電気代以外にどのようなメリットが感じられるのでしょうか。交換費用についても気になるところです。

今回は電気温水器をエコキュートに交換する際に知っておきたいポイントを紹介します。
 

 

電気温水器とエコキュートの違いは?

違いまずは電気温水器とエコキュートの違いを理解しておきましょう。電気温水器は電熱ヒーターの熱と水の熱を交換することで、お湯を作る仕組みです。一方のエコキュートは、この電熱ヒーターを使わずに大気中の熱を使ってヒートポンプでお湯を作ります。エアコンでも活用されるヒートポンプは環境にもやさしく、SDGsに注目が集まる昨今にあって人気が高まっています。

電気温水器とエコキュートは、いずれも同じ電気を使ってお湯を沸かすシステムです。しかし、電力のみで沸かす前者と大気中の熱や太陽光発電を利用する後者では、電気代に大きな差があります。

ちなみに家庭用給湯器としては、ガスを使ってお湯を沸かすエコジョーズや、家庭用燃料電池を使うエネファームも有名です。エコキュートと名称が似ているため、区別して覚えるようにしましょう。

電気温水器とエコキュートのメリット・デメリット

メリット・デメリット

電気温水器とエコキュートには、それぞれメリットもあればデメリットも存在します。それぞれを理解しないままに給湯器を決めてしまうと後悔することも。それぞれのメリット・デメリットを比較して、自宅に最適な給湯方法を選びましょう。

電気温水器のメリット

電気温水器の主なメリットは以下の通りです。

  • 設置スペースを確保しやすい
  • エコキュートよりも寿命が長い
  • 静音性が高い
エコキュートは2台の機械を設置しなければならないため、ある程度ゆとりのあるスペースを確保しなければなりません。しかし電気温水器は1台で済むため、 狭小住宅でも設置しやすいといえるでしょう。

また一般的に10~15年が寿命と言われるエコキュートに比べると、電気温水器の寿命は20年程度であり、長年使用することができます。シンプルな構造で稼働音を抑えられるため、近隣トラブルが気になる方にはおすすめです。

電気温水器のデメリット

電気代以外にも、電気温水器は以下の点でエコキュートよりも弱いと言われています。

  • お湯を使い切った後はお湯を作るのに時間がかかる
  • 水圧が弱いと感じることも
電気温水器は深夜の間にお湯を沸かしてタンクに貯めておく仕組みです。そのため、貯まったお湯を使い切ってしまうと、再度作るのに時間がかかります。また、低い水圧で貯湯タンクにお湯を貯めるため、その低い水圧のまま蛇口からお湯が出ることも。家族人数が多い家庭では、不便に感じることがあるかもしれません。

エコキュートのメリット

エコキュートの主なメリットは以下の通りです。

  • ランニングコストがリーズナブル
  • 環境にやさしい
  • 国や自治体の補助を受けられる
  • AIやIoTの活用でストレスなくお湯を使える
  • 電気温水器よりも人気が高い
エコキュートの大きなメリットといえば、ランニングコストが安く済む点です。三菱電機の調査によると、電気温水器とエコキュートの月額電気代を比較した場合、エコキュートの電気代は電気温水器の4分の1程度になることがわかっています。

また、エコキュートは自然のエネルギーを利用してお湯を沸かすため、省エネ性能にすぐれています。環境への配慮が注目されているなかで、エコキュートの需要も拡大の一途をたどることに。2017年の調査では、エコキュートの出荷台数は45万件を突破し、電気温水器の約9万件を大きく上回っています。

人気の高まりとともにエコキュートの機種も増加し、現在は電気温水器よりもエコキュートのほうが選択肢が豊富な状況です。

初期費用が高いと言われるエコキュートですが、国や自治体によっては補助金を受けられる可能性があります。リフォームであってもエコ住宅設備の対象となるため、2万以上のポイントを受け取ることができるのです。

さらに、近年進化しているエコキュートでは、AIやIoTを活用して湯切れを解消させたり、お湯を出す圧力を向上させたりすることができます。災害時には貯湯タンクを水がめ代わりにできるため、重宝すること請け合いです。

エコキュートのデメリット

エコキュートのデメリットとしては

  • 温水給湯器よりも広めの設置スペースが必要
  • 寿命が10年程度と短め
  • 初期費用が高い
の3点を挙げられます。

しかし、これらも自治体の補助金制度を利用したり、高品質で長持ちする機種を選んだりすることで解消されます。長い目で見た場合、電気温水器からエコキュートへリフォームしたほうがお得と言えるかもしれません。

電気温水器からエコキュートへリフォームするには

電気温水器よりもエコキュートの需要が高い昨今にあって、エコキュートへのリフォームを選ばれるお客様は多くいらっしゃいます。しかし、リフォームには工事も必要ですし、エコキュート本体や工事の費用が発生します。ここでは電気温水器からエコキュートへのリフォームを考えるときに知っておきたいポイントを紹介します。

エコキュートリフォームにかかる費用

費用

電気温水器からエコキュートに交換する場合、主に

  • エコキュート本体費用
  • 設置交換の工事費用
のふたつが発生します。

エコキュート本体はタンク容量や特徴によって異なりますが、

  • 300L(2~3人用)のタンク容量であれば60~80万円程度
  • 370L(3~5人用)であれば70~80万円程度
  • 460L(5~7人用)であれば80~90万程度
です。

給湯専用のエコキュートはフルオートやセミオートタイプに比べてリーズナブルですが、自動お湯はりや足し湯、追い炊きができないため、ストレスを感じることも。長く使うことを考えて、オート機能つきの機種を選ぶことをおすすめします。

工事費用については、約10~15万円が相場と言われています。この他にも、転倒防止などの追加工事や電気温水器の撤去時には費用が発生する可能性大です。

エコキュートの機種の選び方

選び方

エコキュートを生産販売しているメーカーの代表としては、

  • パナソニック
  • 三菱電機
  • ダイキン
  • コロナ
  • 日立

が挙げられます。エコキュートの特徴は企業によってさまざまで、水圧や容量なども変わってきます。メーカー保証期間や修理の対応可否も重要な比較ポイントです。

多機能タイプのエコキュートにはお湯はりや足し湯、追い炊きに加えて、床暖房や浴室暖房、乾燥機能も備えている機種があります。ただし、機能が充実していても使用しなければ意味がありません。多機能タイプは機器代金も高額な傾向にあるため、ご自身に必要な機能を理解したうえで最適なものを選びましょう。

エコキュートへのリフォームはマルタケにおすすめ!

エコキュートの人気は高く、電気代などを考慮すると、リフォームをしたほうがお得になるかもしれません。機能が充実しているものも多く、入浴時間を快適に過ごせそうですね。

エコキュートのリフォームを検討されている方は、ぜひ一度愛知県大府市に本社を構えるマルタケ株式会社までご相談ください。お客様のライフスタイルに最適なエコキュートをご提案させていただきます。

本体機器から工事、機器撤去費用までをセット料金でご提示しておりますので、追加料金が発生する心配はございません。愛知・岐阜・三重・静岡県に出張しておりますので、お気軽にお問い合わせください。見積りは無料です。
 

 

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