2022年4月26日 / 最終更新日: 2022年6月22日
仕事や育児で忙しいママ・パパから絶大な人気を誇る乾太くん。そんな乾太くんのランニングコストはどれくらいなのでしょうか?当記事では、そんな疑問を解消するべく、乾太くんのランニングコストをまとめました!また、更にガス代をお得にするための節約術もあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
乾太くんとは
乾太くんとは、リンナイ社が製造・販売を行っているガス衣類乾燥機です。 熱源がガスであるため非常にパワフルなことが特長で、 その性能の良さから2020年には「日本子育て支援大賞」を受賞しています。
乾太くんのメリット
では、乾太くんを購入することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?まずは、乾太くんのメリットを見ていきましょう。
衣類の乾燥時間を短縮できる
乾太くんの乾燥時間は、5キロの洗濯物の場合は約52分、8キロの場合は約80分です。一般的な乾燥機能付きの全自動洗濯機の乾燥時間は、5キロの場合で約150分、8キロの場合で約240分となっているため、およそ3分の1の時間で完了します。
生乾き臭いや菌の繁殖を抑えられる
衣類は汚れがきちんと落ち切っていないことに加え、乾燥させる時間が長くなればなるほどその間に雑菌が繁殖し、俗にいう「生乾き臭」が発生します。乾太くんは、80℃以上の温風で乾燥させることに加え、99.9%の除菌効果を誇るため、生乾き臭や菌の繁殖対策にも有効です。
ダニを死滅させられる
ダニは、50℃以上で20分間熱を当てれば死滅するといわれていますので、80℃以上の熱を発する乾太くんを使うことでダニを完全に死滅させることが可能です。現代の機密性の高い住宅はダニが発生しやすいといわれていますが、それも乾太くんがあれば安心ですね。
ランニングコストがリーズナブル
洗濯は毎日のことですから、ランニングコストも気になるところですよね。乾太くんは、パワフル温風の力で短時間に乾かしてしまうため、コストもその分お安くなります。
実際にリンナイ社が発表したデータによると、LPガスの使用料金は、5キロの洗濯物を乾かすのに1日1回稼働させた場合、約52円です。1か月間毎日使ったとするとひと月あたり1,000~1,500円ほどのランニングコストがかかることになります。また、全自動洗濯乾燥機など、電気で乾燥させる場合は5キロの洗濯物を乾燥させるのに1回で約50〜80円ほどのコストが掛かります。
乾燥時間は180分と少し長めであるため、電気式に比べるとランニングコストがリーズナブルという魅力があります。
乾太くんのランニングコストを徹底比較
そのコストパフォーマンスの高さからも注目を浴びている乾太くんですが、月々のランニングコストは一体いくらほどなのでしょうか。ここでは、乾太くんのランニングコストを徹底比較しました。
乾太くんのランニングコスト
乾太くんの1回あたりのランニングコストはガス代+電気代で約40円で、1ヶ月毎日使ったとしても約1,240円です。プロパンガスの場合も、1回60~100円で月々1,860円と安く、大変魅力的なランニングコストになっています。
浴室乾燥機のランニングコスト
浴室乾燥機の乾燥時にかかる消費電力は約1250Whで、1時間あたりの電気料金は約34円となっています。 浴室乾燥機を3~5時間使用した場合を想定すると、かかる電気料金は、1回当たり102~170円で1ヶ月3,162円という計算になります。
ドラム式洗濯乾燥機のランニングコスト
ドラム式洗濯乾燥機の消費電力量は約1980Whです。ランニングコストは1回あたりの電気料金が約53円、1ヶ月あたりは約1,643円程度となっています。
コインランドリーのランニングコスト
一般的なコインランドリーの平均価格は、約10分で100円となっており、5kg乾燥には少なくとも300円のコストがかかります。月に4回以上コインランドリーを使用するご家庭であれば、乾太くんを購入したほうが圧倒的にコストパフォーマンスが良く、コインランドリーに行くまでの手間や時間も解消できます。
結論:乾燥機のランニングコストはとてもお得
乾太くんとその他の衣類乾燥機を比較した結果、乾太くんの乾燥時間は電気式衣類乾燥機の1/3と圧倒的に短く済み、光熱費も安いことがわかりました。
また、仕上がりにおいても乾太くんのほうが天日干しや全自動洗濯乾燥機よりもふっくらとした仕上がりになるため、日々の洗濯の手間や悩みを少しでも軽減したい方は、買ってみて損はないアイテムといえるでしょう。
1回あたりの料金 | 月々の料金 | |
乾太くん | 約40円 | 約1,240円 |
浴室乾燥機 | 約102円 | 約3,163円 |
ドラム式洗濯乾燥機 | 約53円 | 約1,643円 |
コインランドリー | 約300円 | 約9,300円 |
乾太くんのランニングコストを節約する方法
それでは、ここから乾太くんにかかるガス代をさらにお得にできる方法をお伝えしていきます。
ドライヤーボールを使う
ドライヤーボールとは、乾燥機に入れることで洗濯物の乾きをよくするボールのことです。 ドライヤーボールは、最大20%も乾燥効率を向上可能であるため、乾燥時間を短くして、光熱費を抑えられます。
まとめて乾燥させる
少量ずつこまめに乾燥させるよりも、まとめて乾燥させた方がガス代・電気代が節約できます。ただし乾燥容量を超えて洗濯物を入れすぎると故障の原因になったり、乾き方がムラになったりします。また容量より少なすぎても、洗濯物同士が擦れて傷みの原因になってしまうため、注意が必要です。
フィルターの掃除をする
乾太くんで乾燥すると、数回の乾燥でホコリが溜まり乾燥効率が悪くなります。ホコリが溜まると温風の循環が悪くなるため、2~3回乾燥したらティッシュやブラシでホコリを取り除くようにしてください。
エココースを選択する
エココースで乾燥することで、最大約10%以上のガス代を節約することができます。特に急ぎで乾かしたい衣類がない場合には、積極的にエココースを活用するのがおすすめです。
乾太くん購入時に知っておきたいポイント
一見すると乾太くんを導入することはいいことづくめのように思えますが、いくつか注意点はあります。ここでは、乾太くん購入時に知っておきたいポイントについて説明します。
イニシャルコストが20万円程度かかる
乾太くんはガス式であるため、設置する際に排気ダクトの工事が必要になります。そのため、商品込みの設置工事代金として、約20万円~22万円のコストが掛かります。また、乾太くんは乾燥機ですから、当然洗濯機も必要になります。洗濯機の費用も加算されることを踏まえると、乾燥機能付きのドラム式全自動洗濯機よりも初期費用がかかってしまうことになります。
衣類によっては縮んでしまうことも
乾太くんに限らず、乾燥機はどうしても衣類が縮みやすくなります。洗濯物の表示をよく見て、縮みやすい素材のものは天日干しをしたり、クリーニングに出すことを心掛けてください。
洗濯機から移さなければならない
乾太くんの機能はあくまでも乾燥のみであるため、洗濯が終了したら、一度洗濯機から洗濯物を取り出して乾太くんに移さなければなりません。ドラム式洗濯機と比較すると少々手間が掛かるため、すべての工程を一台で済ませたい方にとっては、乾太くんは不向きといえます。
乾太くんの交換はマルタケにおまかせ
今回は、リンナイのガス衣類乾燥機「乾太くん」のランニングコストを網羅的に解説しました。乾太くんを使用することで、毎日の洗濯物にかかっている家事の時間が短縮し、時間の余裕が気持ちの余裕にもつながります。
乾太くんを自宅に設置したいと考えている方は、ぜひ愛知県大府市に本店を構えるマルタケ株式会社にご相談ください。本体機器と工事費用がセットになったお得なプランをご提案しております。愛知県をはじめ、三重・岐阜・静岡県への出張工事も可能です。わかりやすい料金体系が魅力で、安心してご依頼いただけます。