2022年12月6日 / 最終更新日: 2022年12月3日
マイクロバブルとは、気泡の直径が10マイクロメートルから数十マイクロメートル以下の、微細な気泡のことを言います。マイクロバブル入浴をすることで、高い温浴効果やリラックス効果を期待できます。
本記事では、マイクロバブルの概要やマイクロバブル入浴で得られる効果、またそのような泡を出せるマイクロバブル給湯器の設置時の注意点について解説します。マイクロバブル給湯器の購入を検討している方は、ぜひご一読ください。
マイクロバブルとは
マイクロバブルとは、直径1~100µ(ミクロン)の微細な気泡のことです。気泡は、直径サイズによって、「ミリバブル」「マイクロバブル」「ウルトラファインバブル」の3つに区別されています。
種類 | 直径サイズ | 特徴 |
ミリバブル | 100μm以上 | 普通の泡 |
マイクロバブル | 1~100μm | 小さな泡がゆっくり浮上する。白濁色に見える |
ウルトラファインバブル | 1μm以下 | 泡が小さく肉眼では見えない |
マイクロバブル入浴で得られる4つの効果
では、マイクロバブル入浴をすることで、私たちはどのようなメリットを授受できるのでしょうか。以下では、マイクロバブル入浴で得られる4つの効果について説明します。
美肌・美髪効果
マイクロバブルの微細な泡が、皮膚表面に付着したチリやホコリ混じりの汚れを優しく落としてくれます。また、毛穴の奥までマイクロバブルが浸透するため、時間が経っても肌の水分量を維持できます。
通常、毛穴の大きさは直径0.1mm、毛髪は直径0.08mmほどです。この毛穴にマイクロバブルが入り込むことで、毛穴の汚れを吸着して浮上し、しっかり落としてくれるのです。これより、頭皮や肌環境が改善され、結果的に美容・肌ケアにより良い効果をもたらせます。
リラックス効果
マイクロバブル入浴は、温浴効果により、心理的な緊張をやわらげる効果があることが報告されています。その理由には、マイクロバブルは、自然界の数十倍にあたる100,000cc ものマイナスイオンを発生することが挙げられます。また、ワンタッチで切替ができる特殊ノズルにより、「ゆらぎ浴」や「部分マッサージ」による、リラクゼーション効果も得られます。疲れが溜まりがちな平日の夜や、大事な予定がある日の前夜に、普段より長く湯船につかると、心が晴れやかになるかもしれません。
マッサージ効果
マイクロバブルは、浴槽内で水流を作り出す性質を有しているため、その流れによってマッサージ効果も得られます。特に、専用のノズルが備わった商品を選ぶことで、部分的にマッサージできるスポットケアなども可能となるため、肩こりや腰痛などの改善が期待できます。
保温効果
マイクロバブルは、泡が細かいため、肌への摩擦や刺激を最小限に抑えられます。実際に、マイクロバブル入浴を体感された方からは、「湯ざわりが柔らかい」「肌がしっとりする」「肌が突っ張る感じが少ない」「保湿クリームを塗らなくても良かった」といった声が多く挙がっています。
マイクロバブル給湯器の設置方法
マイクロバブル給湯器はリンナイをはじめとするさまざまなメーカーが販売しておりますが、主に「据え置き型」と「内蔵型」の2つの型が存在します。以下では、それぞれの設置方法について詳しく紹介します。
据置型
「据置型」とは、地面の上に専用の据置台を設置して取り付けるタイプの給湯器です。 地面との接触を避けるために、ブロックやコンクリート製の架台上に設置されることが多く、配管が給湯器の側面から出ているのが特徴です。
据え置き型のメリットは、大掛かりな工事をすることなく、取り付けできるという点にあります。住宅設備に穴を開ける必要がないため、退去時に原状復帰をしなければならない賃貸物件のユニットバスでも導入可能です。
内蔵型
「内蔵型」とは、浴槽の外ではなく、内部に埋め込んで設置するタイプの給湯器です。
内蔵型の魅力には、見た目がスッキリすることが挙げられます。浴槽に給水口と吐出口が増設され、リモコンも追加されますが、それ以外には見た目での違いはほとんどありません。そのため、浴室内はなるべくシンプルな空間にしたいという人に適しています。また、据置型と比較すると出力レベルが高いため、短時間で浴槽を泡で満たすことができます。
ただし、浴槽への取り付けが必須であるため、賃貸物件には取り付けできません。
マイクロバブル給湯器を後付けする際の費用目安
マイクロバブル給湯器を後付けする際にかかる費用は、およそ30万円です。ただし、ここで紹介した内容はあくまでも目安程度に留まります。実際にかかる工事費用については、商品や取り付け業者によって異なることを、お含みおきください。
マイクロバブル給湯器取り付け時の注意点
マイクロバブル給湯器を自宅に設置する際には、いくつかの注意点に留意しておく必要があります。ここからは、マイクロバブル給湯器を設置する際の注意点について紹介します。
DIYでは交換・取り付けしない
マイクロバブル給湯器の取り付けには、専用の熱源機が必要になるため、素人が行うのは大変危険です。また、水漏れのリスクも否定できないため、安易にDIYでの交換・取り付けを検討するのはやめましょう。
加えて、マイクロバブル給湯器設置時には、リモコンを浴室の壁に埋めなければならないため、壁面の加工も必須です。その際に、きちんと防水ができていないと、そこから湿気が浴室外に漏れて、カビが発生する可能性もあります。このようなリスクを未然に防止するためにも、取付けは必ず専門業者に依頼してください。
事前に見積もりを取る
一口にマイクロバブル給湯器の取り付け工事といっても、その費用は業者によって差があります。そのため、依頼前には必ず見積もりを取りましょう。詳細な見積もりを取ることで、「相場外の金額になっていないか」「余分な費用が発生していないか」などを確認することができます。多くの業者は、見積もり作成を無料で対応しているため、躊躇することなく、気軽に相談してみましょう。
また、相見積もりを取る際には、必ず追加工事の費用の有無についても確認するようにしてください。なかには工事が始まってから何かと理由を付けて追加料金を請求する悪質な業者も存在します。現地を確認してもらったうえで、正確な見積もりを出してもらいましょう。
マイクロバブル給湯器のリフォームはマルタケにおまかせ
今回は、リンナイが発売しているマイクロバブルの詳細やマイクロバブル入浴のメリット、マイクロバブル給湯器を後付けする際の費用目安についてお伝えしました。
マイクロバブル給湯器のリフォームを検討している方は、マルタケにおまかせください!愛知県大府市に本店を構えるマルタケ株式会社は、創業75年の歴史をもつ住宅リフォーム・リノベーション会社です。長年の経験と実績から、お客様一人ひとりのライフプランに合わせた最適な商品を提案・取り付けを行っています。
今回ご紹介したマイクロバブル給湯器はもちろん、各種メーカーの給湯器を幅広く取り扱っており、最新のモデルも低価格にてご提供しています。また、工事費用には、出張費・配管工事費・廃材廃棄費などの諸経費すべてが含まれているため、後から追加でのオプション費用などが発生することがありません。愛知・三重・岐阜・静岡県の4つの県への出張工事も承っておりますので、気になった方はぜひお気軽にお問い合わせください。