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シロッコとプロペラの違いって?レンジフードの種類や選び方

2021/08/10

レンジフード

シロッコとプロペラの違いって?レンジフードの種類や選び方
キッチンに欠かせない換気扇は、ファン(=羽)を回すことでコンロ周りにたまった熱気や料理の臭いを換気してくれるものです。最近はファンがむき出しになっていない、レンジフードタイプの換気扇が主流になっていますが、そのなかにもさまざまな種類があります。
そこで今回はレンジフードやプロペラの種類、また自宅のキッチンに適した選び方までを紹介します。キッチンのリフォームや、換気扇の交換を考えている方はぜひ参考にしてください。

なぜ今のキッチンはレンジフードが人気なの?

少し前まで「換気扇」と言えば、壁に直接プロペラが取り付けられたタイプが主流でした。「実家のキッチンでは、プロペラがクルクル回っていた」という方も多いのではないでしょうか。しかし、時の流れから、最近のキッチンにはコンロ上部に設置されたファンにフードが覆いかぶさった、いわゆる「レンジフード」が主流となっています。

一般住宅の換気扇の歴史はわずか70年程度で、1964年に松下電器(電工)が販売した記録が残されています。もちろん当時は、プロペラスタイルがほとんどでした。しかし、それも2000年代以降はレンジフードが広く普及してきています。

プロペラがむき出しになっている換気扇と比べて、レンジフードはファンを「幕板」で隠しているため見栄えが良く、汚れにくいのが特徴です。また、直接外とつながっているプロペラは雨や風の悪影響を直接受けますが、レンジフードにはその心配もありません。

さらにレンジフードはファンがフードに覆われているため、蒸気や臭いを効率的に集めて、外に逃がすことができます。さまざまなメリットが認められ、現在の新築住宅の多くにはレンジフードが採用されています。

換気扇のファンの種類

キッチンに使用される換気扇のファンの種類は、大きく分けるとシロッコとプロペラ、そしてターボの3種類です。それぞれの違いについて紹介します。

シロッコファン

シロッコファン

レンジフードに採用されているシロッコファンは、タイヤのように丸いフォルムに、細い羽根が連なっているファンです。普段はフードに隠れて、姿が見えません。比較的自由に設置できるファンであり、汎用性は高いと言えます。

排気力が高く、外の風に影響されにくいこともメリットのひとつです。一方、風量はプロペラに比べるとやや弱め。取り付けには排気が通るダクト(通風管)が必要で、プロペラファンよりも難度がやや高めです。

プロペラファン

プロペラファン

扇風機のような形状をしたプロペラファンは、むき出しになっていることから、「見たことがある」という方も多いのではないでしょうか。プロペラファンは風量が強大で、スペースがあれば設置しやすい点が大きなメリットと言えます。

一方、風の影響を受けやすく、音が大きくなりがちな点は、プロペラファンのデメリットです。ホコリや油汚れが付着しやすく、こまめな清掃が求められます。屋外の風が強い時には、しっかりと回らないこともあります。

ターボファン

ターボファン

シロッコファンやプロペラファンに比べると多くはありませんが、浅型のレンジフードには羽の幅が広く、枚数が少ないターボファンが採用されることがあります。中高層マンションなど、ダクト排気に適しているターボファンは排気効率が高く、業務用として使われる機会も少なくありません。

レンジフードのデザインも重要!

現代は見た目が良く、機能性も高いレンジフードにリフォームする方が多いかと思います。その場合、ファンの形だけではなく、レンジフードのデザインによっても機能性や清潔感は変わってきますので、入念に比較をしてみてください。レンジフードのデザインは大きく分けてブーツ型、スリム型、そしてフラット型の3つです。

ブーツ型

ブーツ型

現在のレンジフードの主流となっているブーツ型は、蒸気や臭いを集める性能が非常に高く、機能性を重視する方におすすめ。従来のプロペラファンの上にフードだけを取り付けることもできます。

掃除をしにくいデザインもありますが、スタンダードなブーツ型のレンジフードは多くのメーカーが取り扱っていて、比較的掃除しやすいものを見つけられるでしょう。

スリム型

スリム型

シンプルな形状が得意なスリム型は溝やつなぎ目が少なく、掃除をしやすいデザインとなっています。ノンフィルタータイプはフィルターの交換が不要です。また、自動お掃除機能がついているものもあり、使いやすさを重視する方におすすめです。

フラット型

フラット型

 

他の2つのレンジフードと比較して縦の大きさが小さく、コンパクトなデザインがフラット型の特徴です。そのため、天井が低い住宅でも圧迫感を与えず、部屋を広く見せる効果を期待できます。

一方、ブーツ型のファンのように斜めに取り付けられているのではなく、天井と平行に設置されているため、掃除をするときは真上を向かなければなりません。定期的に掃除をしなければならない点や、そもそもの種類が少なく選択肢が限られている点はデメリットです。

 

レンジフードを選ぶ時に知っておきたいポイント

ファンやレンジフードのデザインだけではなく、サイズや費用感などを把握したうえで、お気に入りと思えるレンジフードを選びましょう。ポイントをいくつか紹介します。

サイズ

サイズ

どんなにお気に入りのデザインを見つけても、自宅のキッチンの規格に合わなければ取り付けが難しいものです。2021年現在、国内で販売されているレンジフードは、横幅の規格は60cm・75cm・90cmの3つで展開しています。交換をするときには、基本的に現在と同じサイズを選びましょう。

また、レンジフードの横幅は消防法上、ガスコンロやIHクッキングヒーターなど、使用する機器よりも大きなサイズを選ぶ必要があります。一般的にサイズが大きいものほど価格も上がりますので、予算と相談しながら決めましょう。

掃除のしやすさ

掃除

しつこい油汚れに悩まされる換気扇の掃除は、煩わしいものですよね。最近のレンジフードは、そのようなお悩みを解決してくれるものもたくさん出てきています。

たとえばスリムタイプにはノンフィルターのものが多いですし、ブーツ型にもシロッコファンの掃除が不要なものが出てきています。シロッコの掃除が必要なものでも、ワンタッチで取り外せて簡単に掃除できるものや、自動清浄機能が付いたものもあり、バリエーションは豊富です。

機能性が高い最新式のものはやや高額な傾向にありますが、長い目で見れば快適に使うことができるでしょう。

予算

予算

レンジフードの寿命は約10~15年と言われています。長く使うことになるレンジフードは、多少予算を超えても、納得できるものを選ぶことをおすすめします。

レンジフード本体の相場は約5~15万円。お手入れ性能を重視するのであれば、10万円程度のものを選ぶと良いでしょう。換気扇の交換をする場合、業者の出張費・工事費の相場は3~4万円で、古い換気扇の処分費用は別途必要です。

マルタケでは、商品代・標準取り付け工事費・残材処分費・消費税がすべて含まれた「安心セット価格」でご提示しております。ぜひ、さまざまなメーカーや業者を比較してみてくださいね。

レンジフードの交換はマルタケにおすすめ!

レンジフードの種類は多様で、メーカーやタイプによって違いがあります。自分の家にベストマッチするレンジフードを選ぶためには、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

愛知県大府市に本店を構えるマルタケでは、リンナイやパナソニック、ノーリツなど、一流メーカーのレンジフードをそろえています。ショールームも展開しておりますので、交換をご検討の方はぜひ一度お越しくださいませ。

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