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エコジョーズって従来タイプと何が違う?仕組みや特徴まとめ

2021/09/07

給湯器

エコジョーズって従来タイプと何が違う?仕組みや特徴まとめ

近年、SDGs(Sustainable Development Goals)という言葉が注目されていますよね。この言葉は、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを受け取れる社会をつくるための、持続可能な開発目標を意味します。

SDGsでは17の目標を掲げていますが、私たちも地球にやさしい家電製品を利用することで、このうちのいくつかの目標を達成でき、SDGsに貢献することができるのです。

そこでおすすめしたいのが省エネ高効率給湯器の「エコジョーズ」。今回は、従来のガス給湯器との違いや、使用することで感じられるメリットについて紹介します。

エコジョーズとは?

はてな

一般的な家庭で消費されるエネルギーの1/3は「給湯」であることをご存知でしょうか。お風呂を沸かすときには、それだけ大きなエネルギーが発生しているものです。しかし、それも従来の給湯器からエコジョーズに変えるだけでエネルギー消費を抑えられ、地球温暖化防止や光熱費の節約に役立ちます。

従来の給湯器との比較に見る熱効率化の工夫

熱効率化の工夫

お湯を作るときには高温の熱が発生し、沸騰すると約200℃の熱が排出されます。これを「排熱」と呼びますが、エコジョーズでは従来捨てられていたこの熱を回収し、二次熱交換器で水を予備加熱します。このときに温められた水が一次熱交換器へ送られることで、再度お湯をつくるときには少ないエネルギーで済ませられるのです。

この仕組みによって熱効率は従来の80%から95%へと大幅にアップし、少ないガス使用量でたくさんのお湯を沸かせるようになりました。ガス使用量は13%削減できるため、ガス代も節約されます。機種によっても異なりますが、地球温暖化の原因であるCO2排出量を削減し、SDGsにも貢献できるでしょう。

ガス給湯器とエコジョーズのどちらを選ぶべき?

比較

給湯器の一般的な寿命は約10年と言われています。エコジョーズも同様で、使用頻度や使い方によっては7~8年程度で寿命を迎えてしまうことも。一度交換したらなかなか買い替えられない給湯器は、慎重に選ぶことをおすすめします。ここからは従来型のガス給湯器とエコジョーズのどちらにするか悩んでいる人のために、比較ポイントを紹介しましょう。

初期費用

従来型の給湯器のほうが、ややリーズナブルな傾向にあります。従来型は5万円程度から購入可能で、20万円もあれば十分にハイスペックな給湯器を購入可能です。

一方のエコジョーズは、最低でも20万円は必要です。最新型のエコジョーズにすると40万円を超えてしまうことも。ものによって価格は大きく異なるため、さまざまな機種を比較して選びましょう。

業者に依頼する際の設置費用は従来型・エコジョーズともに大きな違いはなく、3~6万円程度です。業者によって工事費用は変わってきます。

ランニングコスト

エコジョーズは効率よくお湯を沸かせるため、電気代を節約したい方におすすめです。エコジョーズを1年間使用し続けたとき、年間トータルで13,000円もの費用を節約できると報告されています。たとえ初期費用がかかったとしても、5~10年使用し続けることを考えれば、かえってお得と言えるかもしれません。

メンテナンス

従来型の給湯器と比較するとエコジョーズはつくりがやや複雑ですが、特別なメンテナンスは必要なく、従来型と同じように使い続けられます。一度設置すれば、ストレスを感じることはないでしょう。

環境への配慮

高効率で発電し、排熱を有効利用できるエコジョーズは、環境へ配慮された設計となっています。1年間使用し続けると、CO2排出量を50年杉の約108本分カットできると言われています。毎日使用し続けることで、環境への意識を高めることができそうですね。

人気の高さ

従来型の給湯器は初期費用がリーズナブルであることから根強い人気がありますが、エコジョーズの普及率も徐々に上がってきています。日本ガス石油機器工業会の調査によると、2005年当時は約14万台しか普及していなかったエコジョーズが、2020年には100万台を突破しています。出荷台数は、年々右肩上がりの状態にあり、今後はさらに浸透していきそうです。

エコジョーズの3つのタイプ

3つのタイプ

従来型の給湯器には、「種類が豊富」「初期費用が安い」など、さまざまなメリットがあります。しかし、ランニングコストを抑えられるうえに、良い環境づくりに貢献できるエコジョーズは、今後主流になっていくのではないかと予想されます。

そんなエコジョーズを選ぶ際にはいくつかのポイントがありますが、まずは3つの種類が存在することを押さえておきましょう。

ガス給湯器(給湯)

給湯機能のみが備わっているエコジョーズのガス給湯器。追い炊きをすることはできません。

ガスふろ給湯器(給湯+追い焚き)

スタンダードなガスふろ給湯器は、給湯だけではなく追い炊きも可能。浴室でお湯を使いつつ、別の場所でも同時に給湯できるため、大変便利です。家族が多い方はこちらのタイプを選ぶと、遅い時間に入浴するときでも温かいお湯に浸かることができます。

ガス温水暖房付ふろ給湯器(給湯+追い焚き+温水暖房)

床暖房や浴室暖房機能を備えたいという方におすすめの、ガス温水暖房付ふろ給湯器。給湯と追い焚き機能に加え、暖房機能も備わっているため、真冬でも寒さに震えることなく入浴できます。
高機能が備わった給湯器は、パワフルで高効率なエコジョーズとの相性が良く、長きにわたって愛用できるでしょう。大家族の方や高齢者や疾患をお持ちの家族がいる方におすすめです。

エコジョーズは給湯の種類もさまざま

お湯の張り方は、エコジョーズによってさまざま。今は自動で給湯されるタイプがほとんどですが、手動でお湯を張るタイプも、まだまだ販売されています。ライフスタイルや家族の人数に合わせて選ぶことをおすすめします。

ガス給湯器(給湯専用タイプ)

給湯専用

蛇口からお湯が出る給湯専用タイプのガス給湯器は、手動でお湯はりがなされます。便利な足し湯機能などは備わっていませんが、給湯のオートストップ機能など、多少は機能が備わっているものも。一人暮らしの方は、こちらで満足できるかもしれません。

オートタイプ

オートタイプ

ガスふろ給湯器やガス温水暖房付ふろ給湯器の多くには、自動お湯はりや追い焚き、保温機能が備わっています。いずれもボタンワンタッチでお湯はりや追い炊き、保温がなされるため、大変便利です。

フルオートタイプ

フルオートタイプ

オートタイプのさらに上をいくフルオートタイプは、自動でお湯はり・追い炊き・保温されるだけではありません。水圧・水温を感知し、必要と判断したら自動で追い焚きや足し湯が開始されるため、いつでも最適な温度・湯量が保たれます。

給湯器やエコジョーズの交換はマルタケにご相談ください!

従来型の給湯器とエコジョーズの違いについて、今回はご紹介いたしました。それぞれに異なる魅力がありますが、ガス代を大幅に節約できて、環境にも優しいエコジョーズは、年々注目度が集まっています。ライフスタイルに合わせて、豊富な種類のなかから選べるところもうれしいポイントですね。

「最近なんだか給湯器の調子が悪い」「そろそろエコジョーズに切り替えたい」などとお考えの方は、ぜひ一度愛知県大府市に本店を構えるマルタケ株式会社までご相談ください。いくつかの給湯器を比較いただいたうえで、納得できる商品を見つけられるのではないでしょうか。

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